仏教美術展のご案内のハガキやポスターが出来ましたので、ご案内申し上げます!

11月2日から4日までの開催となります。

1日は搬入の日も兼ねていて出品者のみの開催ですので、お間違えのないように!

今年は55回を迎える節目の年なので、花の大黒晃彦さんとのコラボレーションもあり、ぜひご高覧くださいませ。

出品は松久宗琳仏所の仏師による仏像、仏画、截金の作品を始め

松久のOBさん、OGさんの作品

全国のあちらこちらの教室やカルチャースクールでがんばっておられるアマチュアの皆さんの作品や、個人出品の方もおられます。

そして松久朋琳、宗琳の作品

と盛りだくさんに、仏さまづくしの展覧会となっています。

仏像は仏教美術として好まれる方も多いと思いますが、祈りこまれた畏れ多いお姿になられると近寄りがたいですよね。

生まれたばかりの新しいお姿として近寄ってご覧いただければと思います。

仏像や仏画は、工芸品ではなく、仏具でもなく、芸術でもアートでもありません。

祈りの姿としで、人が求めたひとつのカタチが仏像であり仏画であります。

その仏像や仏画に最高の荘厳をするために、截金という技法があるのです。

どうぞ、1年に一度のこの機会に思いを同じにしてきた私共の展覧会へお越しくださいませ!


品川駅から近くに高野山東京別院があります。

そこでの研修会にて、写仏をお教えする機会をいただきました。

午前から始まりお昼をはさんで、の3時間程の予定で行いました。

写仏というと筆ペンでなぞるだけというのもあるそうですが
せっかくなのでちゃんとした?写仏を体験していただく事と
初めての方も楽しんでいただく事を念頭にプランを練ってまいりました。

仏さまは、やはり高野山ということでお不動さまですよね。

南院の有名な波切り不動さまは弘法大師みずからのお作との事です。

お顔を絵にして色もつけていただけるように顔彩という絵の具を使って彩色のお手本もつくっておきました。

薄美濃紙の下にお手本を敷き、墨でなぞり描きをした後、同じ顔彩を使って彩色して仕上げるという形です。

写仏は初めての方がほとんどで、筆の持ち方から簡単な筆の練習をしたのち、挑んでいただきました。

すごく緊張されてましたが、完成してみての良い出来に喜んでいただけたのではと思っています。




鑿入れ(のみいれ)式
と仏師のあいだで言われていますが、お坊さまからは
御衣木加持(みそぎかじ)と呼ばれる儀式の事をいいます。

これからおつくりする仏さまの材と道具、場所そして携わる仏師をお清め頂くことがおもな目的です。

仏さまの大小は関係なく、仏さまと施主と仏師とを繋ぐ大切な儀式なのです。

もちろん儀式はなくとも仏師は仏さまと施主のために全力を尽くしますが
こういう儀式をしていただくことは、仏さまの存在をより明確にし、施主の思いを仏師が受け取る大切な機会なんです。

仏師は技術者ですが、仏さまと施主の仲立ちをする役目でもあります。

仏師は一方的におつくりするのではなしに
信頼いただいた上で施主の手に成り代わるのだということなんです。

以前はお寺の御本尊など大きな仏さまに限って行っていましたが
最近ではおつくりするという機会を大切にする意味でご希望いただければ取り行なっています。

仏さまが完成する何ヶ月かの間を遠方から心待ちにしておられる事に心新たまるも嬉しくおもうのです。


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