榧のお薬師さんのための蓮台を拵えてます。

裳懸なので、衣の懸るぶんはほぼ見えないのですが、一応つくる事になります。

衣の懸り具合から一段ごと8枚の三段か五段ぶきと考えたのですが、全体のバランスから三段ぶきが良かろうとの結論です。

本体と合わせながら蓮弁の開き具合や長さを決めて一枚一枚揃えて拵えます。

見えない所はやらなくていいかなー。

とはいかないんですね、これが。

バランスよく蓮弁をふくにはやはりつくらねばなりません。

一段ごとに蓮弁を拵えたら、裳懸の懸る見えない所は裳懸の厚みで先があたるので、当たった分だけ落としてゆきます。

8枚のうち4枚は見えないのでせっかくですが、先を落としてから二段目そして三段目。

珍しい三段ぶきの蓮台が正解かどうかはわかりませんが、やってみないとね。

三段目があらかた出来てきました。

きっと底から覗く方がおられるだろう事を想定して、ちゃんと仕上げおかないとね。


前から訪れたかった美術館です。

丁度こちらに用事があったので、立ち寄る事ができました。

企画展も「優しいほとけ、怖いほとけ」というのも一石二鳥ですよね。

エントランスからして素敵です。

中からは茶室を擁した庭の鮮やかな緑が気持ちよく、広すぎない程よい大きさの展示室も見やすくて期待通りでした。

ただこの脅威的な暑さはどうしようもなく、庭にあるお茶室を訪れる気力がわかなくて。

涼しい建物の中から雰囲気を味わうのみでした。

もう少し時候のよい時にまた訪れたい美術館です。


長らく続いた梅雨も明けたようです。

はぁ、とうとう蒸し暑ーい夏が来てしまいました。

あちこちで見かけたヒオウギは祇園祭りを彩る花材ですが、独特の涼やかな姿はこの時期ならではですね。

並んだ葉の先に橙色の小さい花がついてますが、どちらかといえばたくさんの緑葉の並びの美しい植物なんですね。

ヒオウギは檜扇の姿からつけられた名前だそうですが、確かに上手いこと付けたものです。

檜扇が、かつて悪霊退散に用いられたことから厄除けの意味もあるそう。

祇園祭は終わってしまいましたが、暑い中でも花持ちのよいヒオウギは引き続いて、厄除けの任を解かれることなくがんばってくれています。





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