さざえ堂。

そう、あの貝のさざえね。

福島の会津若松にそれはあります。

小さいですがとても珍しい六角形のお堂です。

三層を螺旋のスロープで登って降るようになっています。
ぐるぐるぐると三層まで上がりぐるぐるぐると降りていくのですが、二重螺旋なので同じ通路を降りる事はないのです。

上がる人と降りる人が出会わないように一方通行なんですよ。

昔は三十三観音を配置して、登り降りしたら全部まわれるというコンパクトで時短な構造です。

200年以上も前に、こんな面白いお堂を考えて建ててしまった人がいるなんて、すごいアイデアですよね。

今でも登れるところもすごいです。

ぐるぐる目が回りそうになりながら狭い通路をやっと上がったかと思うとすぐ下りでぐるぐる降りてまた目がまわるー。

世界でも一つしかない名建築といわれる旧 正宗寺 円通三匝堂(えんつうさんそうどう)はさざえ堂といわれています。

スロープを巻貝のさざえに見立てたネーミングもなかなかです。


真夏の暑い季節に「ろくどさん」と言って
六道まいりというのがあります。

夕方涼しくなってから出かけるのがお決まりになっていて
五条通りの鴨川東あたりから東大路にかけてずらっと並ぶ陶器市を見ながら歩いていきます。

五条から北へそれて六波羅蜜寺へ参りそのままさらに北へ向かうと
六道の辻と書かれたに石碑を左手に曲がるとお寺の入り口があります。

この西福寺には子供の時から何度も訪れています。

こちらの小さな寺に入ったとたんの何とも言えない感じが面白くて、この時期になると出かけたくなってしまいます。

ここでは地獄絵図や檀林皇后九相図の怖くて
結構グロいのが拝見できるんです。

がしかし、なぜか入ったらやけに暗くてサッパリ見えません。

え?停電?!

ついさっきまで点いてたんだけどねぇ。との事

懐中電灯で一つひとつ照らしながら
ご詠歌をBGMに地獄絵図を見るのもまた、なかなかムードあります。

以前は確か肉筆のがあったのですが、レプリカの物になっておりました。

とはいえ何度も見た九相図も地獄絵図も
やはりキモチワルいなー。

怖いもの見たさで何度も来ています。

この少々小さめのお寺には入り口から妖しい気配がギッシリ詰まっていて

濃い暗闇に目を凝らしながも、見てはいけないモノを見ちゃったらどーしよー?なんて考えながら門を後にします。

お寺の向かいには、幽霊の子育て飴なるものを昔から売っております。

東へ行くと六道珍皇寺。

閻魔様にご挨拶を申し上げて
小野篁の話に平安時代へタイムスリップはいかがでしょうか?




法隆寺と四天王寺。

ともに聖徳太子の御寺として名高いお寺です。

創建は、わずかに四天王寺の方が古くはあるものの

かたや奈良の斑鳩に

かたや大阪の難波宮の近くに

1400年の歳月を超えてお太子さんのお寺は存在します。

法隆寺は、今なお当時の姿を残して世界遺産にまで登録されておりますが

四天王寺は、災害や大戦の憂き目にあい、当時の様子を再現するべく尽力されています。


いずれにしろ、この長い歳月を乗り越えてこの二つのお寺がある事が凄いなとおもうのです。

当時の姿を守り続けて今日まであり続ける事は
いろいろな条件をクリアしてきたからこその結果であったし
いにしえの人々の思いがあればこそですよね。

再現した姿もまた、当時の人々の強い思いの結果であるわけで

1400年にもわたって聖徳太子の思いが受け継がれ続けていることに、何度訪れても感動するのです。

たまたま日を空けずに四天王寺と法隆寺を訪れて、余計にそういう思いを強く持ちました。

お寺には、聖徳太子さまの二歳像から始まっていろいろな歳のお姿がつくられています。

仏教を日本にもたらしてくれたおかげで
今の私たちも仏さまをおつくりする事ができるのだなと感謝しつつ

ホントにお会いしてきたような気がしています。





Calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

ブログ記事でご紹介した各地の位置を地図から総覧いただけます。ぜひ旅先でお立ち寄りください↓

Selected Entry

Archive

Comment

Link

ブログ記事をお読みになられた後に両バナーをクリックしていただければ励みになります↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

Search