制作の前の図面です。

台座 、光背、本体と別々に作っておいて合体します。

細部は半分書き込んでおきます。

半転部分は必要な部分のみとシルエットをかいておきます。

本体はきっちりと描いておくのですよ。

衣文の一本いっぽんもきっちりと、目鼻の位置や手の角度大きさなど、立体の正面を感じながら描くのがポイントです。

パソコンで図面の作成ができたら便利だろうなと、思いつつ鉛筆と消しゴムとモノサシを使いアナログな方法です。

寸法はセンチではなく、尺の単位を使います。

仏さま本体であれ、台座や光背であれ目安にになる寸法の黄金比のようなものがあます。

そういう比率は長ーい仏像制作の歴史の中で練り上げられたものなんです。

逆を言えば、自由に描いてバランス良く描けた場合、測ってみると黄金比にはまってたりするワケで…。

恐るべし黄金比…。

この図面から、すべてが始まります。

来年の夏には截金も施され完成するんですね。

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