- 2019.03.03 Sunday
救世観音(くぜかんのん)
榧の木で小品のシリーズです。
前回の観音さまに続いて今度も飛鳥風?の救世観音の木取りですが、機械を使えるのもここまでです。
救世観音というと法隆寺の夢殿の秘仏であったものですが、現在では御開帳の機会に拝する事が出来るようになりました。
渡来系の顔立ちと、特徴のあるひれのような衣のカタチはとても魅力的ですね。
ホンモノは聖徳太子と等身と言われるように、すらっとした長身の仏さまですが、これからつくるのは身長でいえば八寸ほどのかわいいサイズ。
いろんなところを省略したりして、イメージをいただこうと思ってます。
果たして上手くいくのでしょうか?
スケッチの段階ではいいカンジなんだけどなぁ。
いつも楽しみに拝見しています。
趣味の木彫り、仏像へのきっかけは朋琳先生のご本の
救世観音でした。
夢中で彫ったその作品、当然お粗末なものですが
手にとってみると、懐かしさが膨らんできます。
かゆうさんのスケッチ絵を拝見して
ふうむ..と見入っています。
あそこと、あそこのかたちを図のように少し変えて
みるとかなり違ってくるのかなぁ..と思ったり、
で早速木片を探し木取りを始めることに
しました。
ページの続編を楽しみにしています。