明王を描いています。

足元に踏みつけられている鬼、片足ずつ2人?2頭?おります。

邪鬼なので見るからによこしまな様子を描くのですね。

それなりにバリエーションがあって、ガタイのいい、ちんちくりんな感じは共通したところですが、鬼らしくツノがあったり指の数を少なくしたり、髪もザンバラなりに巻いていたりなかったり。

踏みつけられて苦悶の表情なのですが、それぞれにユーモラスなお顔の表現も特徴です。

いわゆるワルモノを醜悪に描くなかで、それが他者であるだけではありません。

どんなヒトの中にも潜んでいる邪気を邪鬼としてカタチを持たせた姿なんでしょうか。

踏んでいる明王と踏まれてる邪鬼はいずれもヒトの内にあって、このバランスが鏡となって描かれてきたのですね。

ずーっと踏みつけておかなと、直ぐにむくむくと集まってろくでない事になりますよ、と教えてくれているのです。

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