仏師の関わる儀式としてよくあるのは、「開眼法要」がありますが、もう一つ「鑿入れ式」というのがあります。

新しく仏さまが生まれる最初の一刀を入れるのは、やはり発願者である施主であるべきとの事からと考えます。

仏所での全ての仏さまに当てはまるのではないですが、お寺のご本尊や相当の仏さま、あるいは念持仏など、ぜひと思われる仏さまについてはこの「鑿入れ式」を執り行っています。

式次第ついては、それぞれ施主が思案してこられますが、基本的に仏所の仕事場に置いて執り行う事になるので、お越し頂かねばなりません。

もちろん施主を始めに関係者の方々も一刀ずつ入れていただき、最後に仏所が引き継ぎ全員一刀ずつ重ねていきます。

それだけの事ですが、仏所にとってはこれからの大切な仏さまを施主になり代わって木から仏さまをおつくりする使命をずっしりと感じます。

大抵のかたは、鑿と木槌を持つなど初めてなので緊張しました、とおっしゃいますが同時に仏さまとのご縁をより深く結んで頂けたのではないかと思います。

この観音さまは、僧侶であり落語家でもある露の団姫さんが尼崎に開かれる道心寺のご本尊さまなんです。

来年の春、開山です。

Related Entry

Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

ブログ記事でご紹介した各地の位置を地図から総覧いただけます。ぜひ旅先でお立ち寄りください↓

これまでの記事をまとめてご紹介
『かゆう雑記帳』↓

Selected Entry

Archive

Comment

Link

ブログ記事をお読みになられた後に両バナーをクリックしていただければ励みになります↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

Search