カタチの定まらないもの。
それでいてよく表現の材料となるもの。

私たちの誰もが必ず知ってるもの。

いくつかあるなかで…例えば、雲。
そう、空のくも。

            真やさんの作品です。 

雲にのる。

有名どころでは雲中供養菩薩かな。
読んで字のごとく雲の中におわします。

中心の阿弥陀さまも雲の上におられる。

彫刻であれば、台座や光背の装飾としてよく使われますね。
モクモクした独特の表現をします。

空に浮かぶホントのは決してこんなでは無いのだけどね。

まれに、乗っかれそうな雲を発見して
こんな風につくったら、あるいは描いたら雲に見える?と試行錯誤しながら制作したのだと想像します。
だって雲とわかるから。

カタチの無い水蒸気の塊をきっと苦心して表現していくうちに様式が出来たのでしょう。

人間には出来ないことを軽やかにやってのける仏さま。

きっと移動するのだって雲にのるんだよね。
人間みたいに歩いたり走ったりしない気がするから。
だから表現しなくてはならないんですよ。

雲というものは
遠い空の向こうを象徴しながら
移動し、目の前に出現する事で
地上にいる私たちと結びつけてくれます。

雲があるというだけでそこは空という果てしない空間を意味する便利?な素材となるのですよ。








Comment
佳遊先生こんにちは。
雲、好きです。京都の雲って静岡の雲より輪郭がはっきりしている気がします。だから京都に行くとよく空を見ます。10日に京都に行ったときも新幹線で近江八幡のあたりで乗れそうな雲発見して一人で盛り上がりました。
絵心がないので50数年子供の頃からのモクモクの雲しかかけませんでした。彫刻で表現する雲をみて初めて違う雲の描き方に気付きました。
下絵を描いてもどこから何の彫刻刀でどう彫ったらよいのか、今でも悩みます。
この前万福寺で韋駄天さんの足元の雲がすてきで写メってきました。
いいですね〜。ゼッタイ乗れないから、せめていつか自分が思ったように自在に彫れるようになりたいです。
  • ぴろんこ
  • 2018/04/15 13:24





   

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