福知山に紫陽花で有名な観音寺があります。

ちょうど梅雨の晴れ間のタイミングでお天気に恵まれました。

とはいえ晴れすぎ?ですねー。

紫陽花にお日様はあまり似合わない事を実感しました。

紫陽花にはしっとりと雨上がりや、小雨の中を拝見するくらいがいいものなんですね。

たくさんの紫陽花に囲まれた仁王門から上がっていくと立派なお堂があります。

お堂には、千手観音さまが秘仏として宮殿(くうでん)にお祀りされています。

その扉の前には、お前だちの千手観音さまがおられます。

ご住職のお人柄からか、訪れる人々に喜んで頂けることを大切になさっておられるのが感じられます。

山ぎわの紫陽花の壮観な様はなかなかの見応えなんですが、さながら若冲の絵を彷彿とさせる鶏が何羽も放されて、こちらも見惚れてしまいます。

なんかいいなぁ。



儀式用の供花を用意します。

仏所での儀式というと、ほとんどが鑿入れの儀式なので、あまり大きな活けものはできませんが、その時の仏さまの雰囲気に合わせて用意しています。

「花政」にて、その時々のお花をお願いしています。

毎度、仏事に使うオーソドックスな花器に、季節の花を美しく活けてもらう事にしていて、ありがちな菊などは避けてもらっています。

仏さまのイメージからワタシの勝手なリクエストを快く聞いていただき、和花を中心に自然から摘んできたような趣きが素敵なんです。

今回は、お日さま、お月さまと星々をイメージして貰いました。

赤い太陽と白い月は千手観音も持っているし、阿修羅や妙見菩薩も持っています。

雨宝童子の絵にも、手にこそ持たないものの上空に並んで描かれていたりします。

お日様になぞらえて、真っ赤なケイトウのみを指定して、あとはお任せします。

ほらね。

素敵なお供えのお花になりました。



天照大神の化身でもあります。

大日如来の化身でもあります。

神さまと仏さまを上手く合わせたのが神仏習合の考えかたですね。

いろいろな姿に変わるのは、いわゆるTPOみたいな事なのかなと勝手に思ってます。

ホントは歴史のなかで複雑に神さま、仏さま、土地の精霊などがおりあわさって信仰に結びついているのですね。

天照大神も、大日如来も太陽の象徴とされていますが、その化身の名前に雨が付くのがなんだか面白いなーと。

この雨宝童子の粘土原型は、依頼主の希望で絵に描かれた姿を立体にする為のものです。

まだ出来上がってないのですが、天照大神という女性神でもあることで、童子というもののもう少し成熟した感じを出せたらと苦心している最中です。

仏さまと違って、ヒトのようでも神さまたる神秘性も出せたらならいいんですが、試行錯誤はもう少し続きそうです。


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