根付きの松を買ってきました。

お正月を迎えるのに、揃えるものの一つです。

神さまが降りてきて根付いてくれるようにとの事だそうです。

この根っこがついたままの松を飾るのは、もちろん古事にならってのものですが、普通ならば根っこなど切ってしまうところを、土が付いたままの野生的なすがたに水引をかけて特別な役割を与える。

生け花でもないこの根付きの松は、根があるからこその神聖さを体現していて、心惹かれるものを感じるのですね。

ワタシにとって神さまと仏さまは同じラインの上にいらっしゃって、見えないからこそあれこれ想像しています。

年に一度の神さまがお越しになるチャンスをのがしてはなりませんね!


仏師の関わる儀式としてよくあるのは、「開眼法要」がありますが、もう一つ「鑿入れ式」というのがあります。

新しく仏さまが生まれる最初の一刀を入れるのは、やはり発願者である施主であるべきとの事からと考えます。

仏所での全ての仏さまに当てはまるのではないですが、お寺のご本尊や相当の仏さま、あるいは念持仏など、ぜひと思われる仏さまについてはこの「鑿入れ式」を執り行っています。

式次第ついては、それぞれ施主が思案してこられますが、基本的に仏所の仕事場に置いて執り行う事になるので、お越し頂かねばなりません。

もちろん施主を始めに関係者の方々も一刀ずつ入れていただき、最後に仏所が引き継ぎ全員一刀ずつ重ねていきます。

それだけの事ですが、仏所にとってはこれからの大切な仏さまを施主になり代わって木から仏さまをおつくりする使命をずっしりと感じます。

大抵のかたは、鑿と木槌を持つなど初めてなので緊張しました、とおっしゃいますが同時に仏さまとのご縁をより深く結んで頂けたのではないかと思います。

この観音さまは、僧侶であり落語家でもある露の団姫さんが尼崎に開かれる道心寺のご本尊さまなんです。

来年の春、開山です。


三宝荒神の原稿をつくってます。

かまどの神様として台所におまつりすることが多いようです

荒ぶる神と書くくらいですから怖い顔の上に目が三つあり、左右にもコワイ顔がついてます。

牙を剥いた口はあいてたっけ?

いわゆる三面六臂で、腕も6本それぞれに武器や宝具をもった荒ぶる神様で日本独自のすがたなのだとか。

菩薩であれ、明王であれ、手の多い仏さまはよく働いてくれるというカンジがします。

なんか効き目がありそう、いや、あるのですよ。

そういえば、近くに荒神さんと親しまれてる清荒神がありますが、行った事無いな。

いつでも行けると思ったらなかなか行かないもので、これをきっかけにお参りしてみようと思いました。


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