明王を描いています。

足元に踏みつけられている鬼、片足ずつ2人?2頭?おります。

邪鬼なので見るからによこしまな様子を描くのですね。

それなりにバリエーションがあって、ガタイのいい、ちんちくりんな感じは共通したところですが、鬼らしくツノがあったり指の数を少なくしたり、髪もザンバラなりに巻いていたりなかったり。

踏みつけられて苦悶の表情なのですが、それぞれにユーモラスなお顔の表現も特徴です。

いわゆるワルモノを醜悪に描くなかで、それが他者であるだけではありません。

どんなヒトの中にも潜んでいる邪気を邪鬼としてカタチを持たせた姿なんでしょうか。

踏んでいる明王と踏まれてる邪鬼はいずれもヒトの内にあって、このバランスが鏡となって描かれてきたのですね。

ずーっと踏みつけておかなと、直ぐにむくむくと集まってろくでない事になりますよ、と教えてくれているのです。


奈良 興福寺の中金堂、遅ればせながらいってまいりました。

遠い昔に何度も焼失し、やっと創建当時のおすがたで再建されたそうです。

でーんと大きなお堂が建ち、これから建設予定の回廊の礎石が取り囲んでいます。

無くしたものを取り返すという難しい事業をなさっている方がたのご苦労のおかげですね。

こんなだったんだなぁ。


お堂から南に向いて見下ろすように、まわりの東金堂、五重塔から南円堂をぐるりと一望する事ができます。

中央のこのお堂から回廊が完成し、南大門、西金堂が再建されたらすごいんだろうなとシロウトながら想像してしまいます。

国宝や重要文化財に混じってこれから歴史を歩んで新旧の違和感なくなるのも、そんなに遠いことでは無いのですよね。




粗彫り続行中というところでしょうか。

とはいえ、後付けの天衣なども併せて進めているようです。

いくら原型があったとしても、大きく拡大してみて初めてわかる改良点などは、その時々で変更していかねばならないでしょうし、大きい、重いなど、物理的な量との戦い?を見てるとタイヘンだなーと思って見ています。

当の本人は涼しい顔でやってるので、やっぱり男の子だなと。

もう後、数ヶ月後には完成しているはずですね。

毎日少しでも確実に進んでいくのを楽しく見ています。


Calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

ブログ記事でご紹介した各地の位置を地図から総覧いただけます。ぜひ旅先でお立ち寄りください↓

これまでの記事をまとめてご紹介
『かゆう雑記帳』↓

Selected Entry

Archive

Comment

Link

ブログ記事をお読みになられた後に両バナーをクリックしていただければ励みになります↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

Search