11月の仏教美術展のポスターなどの制作のために撮影をしました。

いつもならスタジオで撮影してたのですが、今回は試みとして自然光で撮りましょうという事になりました。

仏所の敷地内にある庭を使って
若手の花の大黒さんとのコラボレーションというのも新しい試みです。

大黒晃彦さんはご自身で草花を育て、それを素材として作品を制作しておられます。

今回も花材をお持ちになり観音さまにあわせて活けていただきました。

五十五回目の仏教美術展という事で何か新しい事もしてみたいという思いが実現しました。

いつもなら室内におられる観音さまも庭の緑の空気にふれられて気持ち良さそうに見えました。

どんなのが出来るかお楽しみに!

大黒晃彦さん こちらから


さざえ堂。

そう、あの貝のさざえね。

福島の会津若松にそれはあります。

小さいですがとても珍しい六角形のお堂です。

三層を螺旋のスロープで登って降るようになっています。
ぐるぐるぐると三層まで上がりぐるぐるぐると降りていくのですが、二重螺旋なので同じ通路を降りる事はないのです。

上がる人と降りる人が出会わないように一方通行なんですよ。

昔は三十三観音を配置して、登り降りしたら全部まわれるというコンパクトで時短な構造です。

200年以上も前に、こんな面白いお堂を考えて建ててしまった人がいるなんて、すごいアイデアですよね。

今でも登れるところもすごいです。

ぐるぐる目が回りそうになりながら狭い通路をやっと上がったかと思うとすぐ下りでぐるぐる降りてまた目がまわるー。

世界でも一つしかない名建築といわれる旧 正宗寺 円通三匝堂(えんつうさんそうどう)はさざえ堂といわれています。

スロープを巻貝のさざえに見立てたネーミングもなかなかです。


制作中のレリーフです。

これまた油土での原型作りで、カタチになってきたというところでしょうか。

レリーフというのもいろいろで、薄い板状のものから、半肉彫や高肉彫と言われるほとんど丸彫りに近いものまで様々です。

彫刻といえど、壁面に設置するので、平面のいわゆる絵画的要素も大きいわけです。

構図なども大切で、設置する高さも考慮に入れながら、まず、下絵をつくり、油土でシュミレーションしておきます。
今ココですね。

普通の立体とは違って厚みに制限があるので、制限のなかでいかに立体的に見せるかがポイントになります。

この油土での塑像が大体出来たら木に写していき、最終的に真やさんが彩色して仕上げる予定です。

釈迦八相図のうち、誕生と成道に続いて涅槃と三つめの場面になります。

もともと三つと限定されていて背景となる部分には、三聖樹となる、無憂樹、印度菩提樹、沙羅双樹をそれぞれ配置しています。

立体の仏像にくらべて制作の機会の少ないレリーフなので、また違った楽しみがあるんですよ。




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