名古屋市博物館にて毎年開催されて今年は40周年という事で、皆さん気合いの入った仏さまがたくさん出品されていたように思います。

長らく続けておられるかたは大作に挑まれたり、より技術が必要な作品であったりと、思い思いの仏さまがおられます。

仏像彫刻は、なかなか難しいもので数年続けたくらいでは自分のものにならないけれど、
難しさゆえに楽しみや達成感もひとしおなんですね。

草仏展のような発表の場をいただく事で、がんばった自分を褒めていただけたり、反省したりとそれぞれの思いは次に向かう何よりの糧になりますよね。

もちろんまだ始めて間もない方は私なんてと
敬遠されますが、優劣を競わない展覧会というハレの舞台に作品として仏さまを出してみる事は、とても良い経験になりますよ。

代表の江場琳黌さん琳観さんの素晴らしい作品と共に直にお会いして楽しいお話を伺えるのも展覧会の良さでしょうか。


「仏像彫刻やまと会」の先生をしておられる上本 慶舟先生はじめ教室の皆さまがたに迎えていただいて楽しく拝見してまいりました。

近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、大通りをはさんで興福寺が見える絶好のロケーションです。

毎年されているので、何度もお会いしている方や新しく始めた方、皆さん熱心に意見を聞かれます。

上本先生を差し置いて申し上げるのも憚かるなぁと思うのですが、先生みずから促されますので、忌憚のないところをお伝えしております。

今回も仏所のFさんと参りましたので、彼のプロフェッショナルな所見と私のフワッとした?話をその場におられた方のみさせていただきました。

作品の間には会員の中村さんの手塩にかけたステキな盆栽が彩りを添えていて、とてもいいカンジです。

中村さんは、小品盆栽育てよう会をされています。

私は鉢植えを枯らすほうが得意?なので、あんな綺麗な盆栽が出来るなんて素晴らしいですよね。



阿弥陀さまの彫刻が終わってからの展開です。

本体を完成させてからひと月が過ぎました。

真やさんの手に移ってからは衣などの衣装に截金で荘厳するのですが、まだ截金の真っ最中です。

えー!まだやってるのー?との感想もおありでしょうが、ホントに時間のかかる仕事なんです。

金箔を細く切って、特殊なノリで貼るというと単純に聞こえますが、髪の毛程に細く切る、それも全て同じ細さに切り揃える。

筆で金箔をひろって、別筆でノリをつけながら貼るだけでも大変です。

さらに貼りながら文様を描いていく、しかも下描きなどはありません。

目の前にある仏さまの大きさに合わせ、最適の線の細さ、文様の大きさなどをその場で決めて施す。

長年の経験があってこその技に他なりません。

私もやった事がありますが、ほんっと肩の凝る大変なお仕事なんです。

永遠に変わらぬ黄金の輝きでもって繊細な美しい文様を荘厳するという仏さまならではの最高の技が截金なのです。


Calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

ブログ記事でご紹介した各地の位置を地図から総覧いただけます。ぜひ旅先でお立ち寄りください↓

これまでの記事をまとめてご紹介
『かゆう雑記帳』↓

Selected Entry

Archive

Comment

Link

ブログ記事をお読みになられた後に両バナーをクリックしていただければ励みになります↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

Search