長らく続いた梅雨も明けたようです。

はぁ、とうとう蒸し暑ーい夏が来てしまいました。

あちこちで見かけたヒオウギは祇園祭りを彩る花材ですが、独特の涼やかな姿はこの時期ならではですね。

並んだ葉の先に橙色の小さい花がついてますが、どちらかといえばたくさんの緑葉の並びの美しい植物なんですね。

ヒオウギは檜扇の姿からつけられた名前だそうですが、確かに上手いこと付けたものです。

檜扇が、かつて悪霊退散に用いられたことから厄除けの意味もあるそう。

祇園祭は終わってしまいましたが、暑い中でも花持ちのよいヒオウギは引き続いて、厄除けの任を解かれることなくがんばってくれています。





7月はずーっと祇園祭りでしたがとうとうおしまいの日を迎えました。

お旅所のお神輿さんにお参りしましたが、いつ見ても立派な姿に惚れぼれしますね。

黄金に輝く金具で隙間なく覆われた三基の神輿は西御座、中御座、東御座とあります。

めちゃ重そうです。

ちなみにウチの町内は西御座のエリアになります。

神輿に担がれてお旅所におられた八坂の神様も還幸祭を最後にお戻りです。

祇園祭りの後祭りで朝から山鉾巡行から花笠行列と続き夜になればいよいよ神輿が担がれます。

ドーンドーンと遠くに太鼓の音が響くとほいっと、ほいっとという掛け声とともに、神輿がやってきます。

ほいっと、とは祝い人という意味があるそうな。
じつは昨日教えてもらいました。

夕立三日で梅雨明けです。

小さい頃からの祇園祭りの思い出話は、雷さんと激しい夕立がかかせません。


前に紹介した迦楼羅とほぼ同時に制作した呉女という、呉という国の女性の面です。

伎楽の中で唯一の女性の面ですが、これが一番古い形で、髪形が特徴的ですね。

二つに分けた髪を頭頂で結わえ、輪っかにして根元に巻きつけ耳前に垂らす。

巻きつけた根元に笄の飾りが差し込まれ華やかなお姫様になりますね。

後の時代のものになると、頭頂で分けて結わえておだんごみたいにしたの、とかになっています。

髪の毛を輪っかにしたのは、弁財天の仏画で見られますね。

そういえば龍宮城の乙姫や七夕の織姫の髪形でも同じような挿絵で描かれてますね。

やはり大陸由来の髪形なのです。

おでこに花鈿(かでん)を描くのも可愛いですね。

お面といえばつい被ってみたくて、木地の時に試してみましたが、ダメだったんだよねー。

べつに私の頭が大きいワケではありませんよ。

伎楽面の特徴でもある面部からつながるヘルメットのような後頭部を剥ぎ合わせると大人では入らない大きさなんです。

きっと10歳くらいの子供たちが演じてたのかもしれません。

衣装をつけ、最後に面をつけ呉女をどのように演じていたのでしょう。

当時のこれらの無言劇は、カタチの無い音楽や動きは失われて伺い知ることもできません。

今では当時の面の数々だけが残されているのですね。


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