ひと通り衣紋を入れてみました。

それらしくなってきたでしょうか。

衣のなかに仏さまのカラダがあることを意識しながら前から横からナナメからとひっくり返しながら刃を入れていきます。

特にこれからは桧に逆らわないようにしないとキレイに仕上がらないのですね。

ムリに逆らったらえらいことになってしまいます。

また頭部に戻ってこれからは仕上げるつもりでお顔を現していきます。

曖昧にしていたところも全てキメていきながら進めていくところまで来たわけです。

お山の頂きが見えてきた感じですかね。

お楽しみはまだまだ続きますよ。







仏さまで、よく持たれてるものに剣があります。
剣には利剣と宝剣があります。

剣先に特徴があってシャープな感じのものと
ふっくらと丸みを持たせたものとがあります。

前者が利剣、後者が宝剣。

説明に、利剣は降魔の思想を表示し、宝剣は自らの魔(煩悩)を倒す意味を持つ、と書いてありました…チョットムツカシイ。

利剣は智門の諸尊に、宝剣は悲門の諸尊に、ともあります。

なるほど、だからお不動さまは宝剣なのですね。

というわけで持物はそれぞれ意味があるのでテキトーにしてはいけないんですね。

ちなみに智門は真理を観ずる智慧すなわち自利の側面を、悲門は衆生を救おうと志す慈悲の側面を持つと、ありました。

利剣を、文殊菩薩がお持ちなのもうなずけますね。


いいセンきたかな?

もう大きく取るトコロはありません。

全体的にも定まってきたように思います。

手も付けてみましたよ。
ちゃんと繋がってるかなー。

正面はもちろん背後や斜め、回しながら不自然じゃないかと何度もチェックです。

目はもちろん肩や肘の高さを揃えたり、腕の太さを揃えたり大丈夫かな。

正中線を何度も描くことを繰り返してきました。

正中線を入れることで、左右の歪みやボリュームなどの違いがよくわかるんです。
たった1本の線が教えてくれる事は沢山あるんですね。

衣紋の線を入れてみて次のステージです。

まだまだ先は長いですね。


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