私の通っていた幼稚園は仏教系でしたので、4月8日には、花まつりなる催しがありました。
お釈迦さまの誕生日を祝う日で灌仏会ともいいます。

年長さんで、たまたまその日がお当番の男子女子は
誕生仏なるお釈迦さまに柄杓で甘茶をかけるお役にあずかります。

確率の低さ故に、かけるお役になれなくて
すごーく羨ましかった記憶があります。

いろんな花で美しく飾られた花御堂の中に
右手は天を左手は地を指さす可愛らしい姿に

甘茶なるめずらしい美味しそうな液体を柄杓でおごそかにかける…

いいなー

小さな手を合わせて見守る園児たちは
みな同じような思いでいたに違いありません。

私もかけたかったなー

いまだにこんな風に覚えているくらいなので
よほどやりたかったのでしょうね。

キリストさまのお誕生日はクリスマスとして
かなり信仰とは関係なく一般的なイベントとして定着してますよね。

花まつりもそういうレベルで定着したらいいのにね。

花まつりならではの美味しいもの?があればもっと生活の中に浸透するのではなーんて考えてます。


彫刻や絵画で龍を現す機会を頂くと
仏さまとは違ったワクワクした気持ちになりますね。

龍は特別な存在です。

昔からいろいろな姿で表現されて来たように、
また新たな姿で現す事が出来るんです。

提案された平面に、あるいは空間に
どんな風に現れてくれるのか。

自分がその場に立ってみて、初めて感じる龍の存在を表現するのですよ。
ワクワクして当たり前かな。


どんな龍なんでしょう。

青龍だったり白龍、黒龍もいれば金色や銀色の龍など多彩な身体の色はもちろんのこと

爪の数は三つ、四つ、五つなどあります。

珠を持つ、あるいは咥える

ツノや鱗で身体を包み

身体から稲光りや炎をきらめかせながら

激しくくねらせたり
雲の中にかくれたり

怖そうな顔をしてるのに

悪でないことがわかるって


魅力ある不思議な存在ですよね。





さてさて。


浄住寺さま。

そして、装潢師(そうこうし)の宇佐美さんにお越しいただきました。


いよいよお釈迦さまの頭部から出てきた小さな包みの開封です。


ちなみに装潢師とは、絵画や古文書など文化財の保存修理を専門とした技術者の事を言います。


以前出て来た美しい写経なども装潢師さんにおまかせする事で、もっといろいろな事が分かってくる事と期待してます。


とはいえ、開封作業はとてもデリケートです。

時間をかけて少しずつ少しずつ竹のヘラで剥がしていきます。


うーむ。


せっかちな私にはとてもじゃないけど出来ないなー。


辛抱強く開封作業は進んでいきます。


重ねられた紙を慎重に剥がしていくと。


小さなお地蔵様の頭のついた変わった絵は

きちんと裂地で飾られています。


さらに美しい裂地に大切にくるまれた

小さな金属で出来た仏さまは阿弥陀さま。

さらに小さな仏さまは観音さまでしょうか。


仏さまの中にさらに込められた

この小さな仏さまたち。


なんとも言えない不思議と言いましょうか、


どんな人達がこの仏像にかかわり、思いを込めて巻物やこのかわいらしい仏さまを納めたのか想像してやみません。


今でいうところのタイムカプセルはちゃんと確かに開けられました。


さて、私たちがなすべきことは

きちんとこれらを未来にむけて送りだせるように


傷んだ部分をケアし、読み解き

元どおりにすることなんですね。







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