絵を描く紙を選びます。

和紙も種類がたくさんあって全てのものを試してみたわけではありません。

私が使う紙は限られていて数種類ていどです。

ちなみに画仙紙の類は、本画仙と言われる中国の紙を好んで使ってます。
なかでも玉版箋はイチオシの好きな紙です。

私の場合は、先生や周りの人から勧められたりして自分に合った素材を見つけてきました。

もちろん何か良いものが無いかな?と探す事もありました。

例えば少しずつ趣きの違う紙を何枚か手に入れて使ってみた事もあります。

一度に使ってしまう訳ではないので、どれが良かったのか忘れてしまうし
描いてみて紙がイマイチというのも面白くありませんね。

印象に残らないというのもイケマセン。

当たり前の事ですが、紙は墨を使って描いてみて初めて良し悪しが分かります。

この場合の良し悪しはあくまでもワタシにとってという意味ですね。

筆と墨と紙が一緒になる瞬間がなんとも気持ちの良いものであれば良しという事でしょうか。

和紙は、そのものの風あいや色味、厚みに加えて墨の含みや滲みぐあいなども大切な要素になります。

筆の滑りぐあいもあるかな。

なので、ひとのオススメを教えてもらう。
という割と安直だけどムダのない方法があります。

使いこなすのは自分でやるしかないですけどね。

今使ってるのはヤマカの特漉鳥の子です。
柔らかい独特の色合いと、きめ細かい艶のある上品な紙質が特徴ですね。

余白となる紙自体の趣きを大切にしたいときに使う紙です。

絹本も好きな素材ですが、どう表現したいかというところで選んでいます。

いずれの紙も滲みどめのドーサはつかったらダメですよ。



記録的な暑さが続いてます。

出かけるのが躊躇われる程の暑さで、とうとう祇園祭りの前祭も出かけずに終わってしまいました。

これではイカン!と後祭に行ってまいりました。

日が落ちてから三条の新町、室町辺りを下手に六角から蛸薬師通りまで、ぐるっと回ってきました。

3年程前から後祭が本来の姿を取り戻し10基あまりの山鉾が24日の花笠巡行に先立って
巡行する事になりました。

おかげで、宵山期間がもう一度あるのですね。

祇園祭りは、別名 屏風祭りとも言われています。


界隈では、それぞれの家の自慢の屏風を窓や戸板を取り払って公開するのが習わしとなっています。

京都ならではの奥深い家屋のつくりは繊維関係で栄えた町らしく、屏風とともに拝見するのも見どころなのです。

山鉾も動く文化財として有名ですが、宵山に祇園囃子を聴きながら町家の格子窓から素晴らしい屏風を拝見してまわるのも楽しいものです。






秘密の密
仏陀の陀
僧侶の僧

みつだそう

この言葉は何を指しているのでしょうか?

お坊さんの事ではありませんよ。

なんだか怪しげ?な言葉ですね。

調べモノをしてる中にこの言葉が出てきます。

8世紀頃に使われた技法に密陀絵なるものが出てきます。

今で言うところの油絵の技法といえば分かりやすいでしょうか。

乾性油ーいわゆる乾く油の性質で描く訳ですが廃れてしまい、幻の技法となってしまいました。

私は恥ずかしながら、日本では古来から絵は膠で描くものーメディウムとして膠水を使用してきたとばかり思ってきた訳で

まさか油絵とは…

で、冒頭の密陀僧とはなんやねん、です。

乾性油として使用されるのは、桐油、荏の油、亜麻仁油などですが
これだけで絵が描けるわけではありません。

これらの油に何かを混ぜるのですね。

そこで密陀僧なんです。

密陀僧は調べると簡単にみつかります。

一酸化鉛、鉛の化合物ですね。
昔から顔料の一種など幅広く使用されてきたものです。

密陀僧なんて名前が付けられたのはずっと後の事らしいですが、何とも面白いネーミングですね。

もちろん混入するのは密陀僧だけではありませんが、油の硬化を早める為のモノという事ですね。

この油を密陀油といい、コーティング材にといった使われかたもあるようです。

ただはっきりとした密陀油のレシピは見当たらないので、誰か知っていたら教えてほしいです。

ちなみに上の画像は膠を使って描いたものです。


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