阿弥陀さまです。

この美しい細かな目の通った桧を使います。

ざっくりとノコを入れたところ。

このカタマリの中に阿弥陀さまはおられるわけです。

ノコを入れたばかりの桧のかぐわしい香りが新たな気持ちにさせてくれます。

ここからは鑿の出番ですね。

さぁて、ちゃんと出来るかな?なんて
いつも何となく不安もあるのがホンネです。



ほうじゅと読みます。

そのまま宝の珠ですが、五重の塔などの上にあったりします。

お地蔵さまが左手に持ってられたり、如意輪観音や吉祥天などもお持ちの持物のひとつですね。

さて、これは何なのでしょう?

何でもお願いを叶えてくれたり欲しいものを出してくれたりと有り難い宝珠ですが
丸い球状で上部がツンと尖っています。

金色だったり赤青緑と色が入っていたり。

燃えるように炎が上がってたり光を放っていたり不思議な珠です。

表現は色々ですが、本当はどんななんでしょうか。

大抵の仏さまの持ちものは実体としておおかた存在するものばかりの中で、宝珠は本当の存在をまだ確認した事がありせん。

宝の中の宝であるように、神秘的な存在であるように色々な表現がなされています。

お寺などで探すのも面白いですよ。

ちなみに橋の欄干などに付いてるぎぼし(擬宝珠)は宝珠ではありませんので。





制作の前の図面です。

台座 、光背、本体と別々に作っておいて合体します。

細部は半分書き込んでおきます。

半転部分は必要な部分のみとシルエットをかいておきます。

本体はきっちりと描いておくのですよ。

衣文の一本いっぽんもきっちりと、目鼻の位置や手の角度大きさなど、立体の正面を感じながら描くのがポイントです。

パソコンで図面の作成ができたら便利だろうなと、思いつつ鉛筆と消しゴムとモノサシを使いアナログな方法です。

寸法はセンチではなく、尺の単位を使います。

仏さま本体であれ、台座や光背であれ目安にになる寸法の黄金比のようなものがあます。

そういう比率は長ーい仏像制作の歴史の中で練り上げられたものなんです。

逆を言えば、自由に描いてバランス良く描けた場合、測ってみると黄金比にはまってたりするワケで…。

恐るべし黄金比…。

この図面から、すべてが始まります。

来年の夏には截金も施され完成するんですね。


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