カタチの定まらないもの。
それでいてよく表現の材料となるもの。

私たちの誰もが必ず知ってるもの。

いくつかあるなかで…例えば、雲。
そう、空のくも。

            真やさんの作品です。 

雲にのる。

有名どころでは雲中供養菩薩かな。
読んで字のごとく雲の中におわします。

中心の阿弥陀さまも雲の上におられる。

彫刻であれば、台座や光背の装飾としてよく使われますね。
モクモクした独特の表現をします。

空に浮かぶホントのは決してこんなでは無いのだけどね。

まれに、乗っかれそうな雲を発見して
こんな風につくったら、あるいは描いたら雲に見える?と試行錯誤しながら制作したのだと想像します。
だって雲とわかるから。

カタチの無い水蒸気の塊をきっと苦心して表現していくうちに様式が出来たのでしょう。

人間には出来ないことを軽やかにやってのける仏さま。

きっと移動するのだって雲にのるんだよね。
人間みたいに歩いたり走ったりしない気がするから。
だから表現しなくてはならないんですよ。

雲というものは
遠い空の向こうを象徴しながら
移動し、目の前に出現する事で
地上にいる私たちと結びつけてくれます。

雲があるというだけでそこは空という果てしない空間を意味する便利?な素材となるのですよ。








私の通っていた幼稚園は仏教系でしたので、4月8日には、花まつりなる催しがありました。
お釈迦さまの誕生日を祝う日で灌仏会ともいいます。

年長さんで、たまたまその日がお当番の男子女子は
誕生仏なるお釈迦さまに柄杓で甘茶をかけるお役にあずかります。

確率の低さ故に、かけるお役になれなくて
すごーく羨ましかった記憶があります。

いろんな花で美しく飾られた花御堂の中に
右手は天を左手は地を指さす可愛らしい姿に

甘茶なるめずらしい美味しそうな液体を柄杓でおごそかにかける…

いいなー

小さな手を合わせて見守る園児たちは
みな同じような思いでいたに違いありません。

私もかけたかったなー

いまだにこんな風に覚えているくらいなので
よほどやりたかったのでしょうね。

キリストさまのお誕生日はクリスマスとして
かなり信仰とは関係なく一般的なイベントとして定着してますよね。

花まつりもそういうレベルで定着したらいいのにね。

花まつりならではの美味しいもの?があればもっと生活の中に浸透するのではなーんて考えてます。


彫刻や絵画で龍を現す機会を頂くと
仏さまとは違ったワクワクした気持ちになりますね。

龍は特別な存在です。

昔からいろいろな姿で表現されて来たように、
また新たな姿で現す事が出来るんです。

提案された平面に、あるいは空間に
どんな風に現れてくれるのか。

自分がその場に立ってみて、初めて感じる龍の存在を表現するのですよ。
ワクワクして当たり前かな。


どんな龍なんでしょう。

青龍だったり白龍、黒龍もいれば金色や銀色の龍など多彩な身体の色はもちろんのこと

爪の数は三つ、四つ、五つなどあります。

珠を持つ、あるいは咥える

ツノや鱗で身体を包み

身体から稲光りや炎をきらめかせながら

激しくくねらせたり
雲の中にかくれたり

怖そうな顔をしてるのに

悪でないことがわかるって


魅力ある不思議な存在ですよね。






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