立て続けに起こる自然災害にブログの更新もつい躊躇っておりました。

かの地におられる知人や関係の方かだはいかがお過ごしなんだろうと、祈るばかりです。

そう思いつつもまた、こちらを心配してくださる方々もおられて有り難く、暖かい気持ちに感謝の思いです。



仏所がこちらへ移るずっと前からある庭に梅の木が残っています。

小さな老木で、根元から半分以上は朽ちております。

残りの幹で健気に毎年花を咲かせてくれています。

先日の台風で、もうダメかもしれないと内心覚悟していましたが、何ごとも無かったように立っておりました。

今年になって、あまりにも細々とした様子が気になって庭師さんに、支えをしていただいたのが良かったのかもしれません。

この梅は毎年3月の半ば頃に美しい薄ピンクの花を咲かせてくれます。

寒い冬の嫌いな私に、もうじき暖かくなるよと知らせてくれる花なのです。





11月の仏教美術展のポスターなどの制作のために撮影をしました。

いつもならスタジオで撮影してたのですが、今回は試みとして自然光で撮りましょうという事になりました。

仏所の敷地内にある庭を使って
若手の花の大黒さんとのコラボレーションというのも新しい試みです。

大黒晃彦さんはご自身で草花を育て、それを素材として作品を制作しておられます。

今回も花材をお持ちになり観音さまにあわせて活けていただきました。

五十五回目の仏教美術展という事で何か新しい事もしてみたいという思いが実現しました。

いつもなら室内におられる観音さまも庭の緑の空気にふれられて気持ち良さそうに見えました。

どんなのが出来るかお楽しみに!

大黒晃彦さん こちらから


制作中のレリーフです。

これまた油土での原型作りで、カタチになってきたというところでしょうか。

レリーフというのもいろいろで、薄い板状のものから、半肉彫や高肉彫と言われるほとんど丸彫りに近いものまで様々です。

彫刻といえど、壁面に設置するので、平面のいわゆる絵画的要素も大きいわけです。

構図なども大切で、設置する高さも考慮に入れながら、まず、下絵をつくり、油土でシュミレーションしておきます。
今ココですね。

普通の立体とは違って厚みに制限があるので、制限のなかでいかに立体的に見せるかがポイントになります。

この油土での塑像が大体出来たら木に写していき、最終的に真やさんが彩色して仕上げる予定です。

釈迦八相図のうち、誕生と成道に続いて涅槃と三つめの場面になります。

もともと三つと限定されていて背景となる部分には、三聖樹となる、無憂樹、印度菩提樹、沙羅双樹をそれぞれ配置しています。

立体の仏像にくらべて制作の機会の少ないレリーフなので、また違った楽しみがあるんですよ。




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