明王を描いています。

足元に踏みつけられている鬼、片足ずつ2人?2頭?おります。

邪鬼なので見るからによこしまな様子を描くのですね。

それなりにバリエーションがあって、ガタイのいい、ちんちくりんな感じは共通したところですが、鬼らしくツノがあったり指の数を少なくしたり、髪もザンバラなりに巻いていたりなかったり。

踏みつけられて苦悶の表情なのですが、それぞれにユーモラスなお顔の表現も特徴です。

いわゆるワルモノを醜悪に描くなかで、それが他者であるだけではありません。

どんなヒトの中にも潜んでいる邪気を邪鬼としてカタチを持たせた姿なんでしょうか。

踏んでいる明王と踏まれてる邪鬼はいずれもヒトの内にあって、このバランスが鏡となって描かれてきたのですね。

ずーっと踏みつけておかなと、直ぐにむくむくと集まってろくでない事になりますよ、と教えてくれているのです。


粗彫り続行中というところでしょうか。

とはいえ、後付けの天衣なども併せて進めているようです。

いくら原型があったとしても、大きく拡大してみて初めてわかる改良点などは、その時々で変更していかねばならないでしょうし、大きい、重いなど、物理的な量との戦い?を見てるとタイヘンだなーと思って見ています。

当の本人は涼しい顔でやってるので、やっぱり男の子だなと。

もう後、数ヶ月後には完成しているはずですね。

毎日少しでも確実に進んでいくのを楽しく見ています。


名古屋市博物館にて毎年開催されて今年は40周年という事で、皆さん気合いの入った仏さまがたくさん出品されていたように思います。

長らく続けておられるかたは大作に挑まれたり、より技術が必要な作品であったりと、思い思いの仏さまがおられます。

仏像彫刻は、なかなか難しいもので数年続けたくらいでは自分のものにならないけれど、
難しさゆえに楽しみや達成感もひとしおなんですね。

草仏展のような発表の場をいただく事で、がんばった自分を褒めていただけたり、反省したりとそれぞれの思いは次に向かう何よりの糧になりますよね。

もちろんまだ始めて間もない方は私なんてと
敬遠されますが、優劣を競わない展覧会というハレの舞台に作品として仏さまを出してみる事は、とても良い経験になりますよ。

代表の江場琳黌さん琳観さんの素晴らしい作品と共に直にお会いして楽しいお話を伺えるのも展覧会の良さでしょうか。


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