高野山別格本山 一乗院さんに参りました!

寒いのはちょーニガテな私にとっては、この季節に参らせて頂くすなわち修行…みたいなもんです。

もちろんお仕事ですので、そんな事言ってたらバチが当たりますが。

一乗院様とは、阿字観の軸装をご依頼頂いたのをはじまりに、本堂の欄間彫刻をはじめ脇陣から裏堂にかけての地袋の絵画や花丸天井を手掛けさせていただきました。

松久宗琳仏所の仏師たち一同、素晴らしいお仕事に携わる事ができ、とても感謝しております。

本堂には荘厳され厳かな雰囲気に本尊弥勒菩薩やいろいろな仏様がおられ、リニューアルされた裏堂には、宗琳作(父です)の等身大の十一面観音像と光華観音像が安置されています。


こうして時々お山に上がらせていただいて
観音さまにお会いするのも楽しみのひとつです。


ここは宿坊とは言いながら、高級旅館のような設備が整っており、実は真冬でも快適に過ごすことができるお寺です。

私のもう一つの楽しみに精進の食事があります。

料理の品々は、味覚はもちろんのこと視覚的にも美味しく四季折々工夫されています。

趣向をこらしたお料理に、料理人の細やかなお心遣いを感じ取ることができます。
今日は工事がおありとかで、宿坊としてはお休みされてて、残念ながらお食事はいただけなかったのですが。

お山の清浄な空気と、宿坊の隅々まで清められた贅沢な空間に
ほんのひとときですが、身を置くことをありがたく思います。

おっと私は何をしに来たのでしたっけ。

実は、仏さまのお修理のためでした。

今回はお預かりに参ったのですが、大切に持ち帰り 傷みをお直ししてまた、春にはお戻りになる予定です。

ここから開きます

               花かんのん


花かんのんの仏画のバージョン。

少しかわいい感じの表情で制作した。


昔の金銅仏だったかで、こういう作例があって その印象を絵にしてみた。


のちに木彫でも制作した。


            花かんのん    


10年程前に制作した。


蓮の花を右手に受けるポーズがしたくて

粘土で原型をつくってから制作に取り掛かった。


截金 彩色は真やさん。

華やかな中に、オリエンタルな趣きのデザインをしてくれました。


材は楠で一材から掘り出す。



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