截金のお仕事です。

完成間近の仏さまの腹部のあたりですが、実は仏所でお修理のためお預かりしているのです。

なので、内部はけっこう古い仏さまなんですよ。

まだ手を付けてない袖口の手首に、材の古さを偲ばせています。

かつての快慶の阿弥陀さまのような仕上がりを想定して金粉で仕上げた上に截金を施すという趣を凝らした技法です。

いつもの截金に比べてやりにくさも倍増との事。

私がやるわけでもないですが想像に難くないのは理解できます。

それを乗り越えて出来上がった美しさに驚くと同時に先人の荘厳することのレベルの高さに心を動かされますね。

こうやって古かった仏さまも新たなパワー得て働いてくださるのですよ。


だいぶカタチになってきました。

脇を入れてボディラインも出てきました。

この阿弥陀さまはゆったりとしたやさしい印象になるよう平安時代半ば以降のスタイルを意識しています。

浄土の世界におわしますならば、こんな感じ?

などなど考えながら少しずつ詰めていく段階です。

カタチがどんどん進んでいくとともに
どんどん難しくなってきますが
どんどん楽しくなってゆくトコロでもあります。

一枚ずつ薄皮を剥ぐように慎重にいきましょう。


せっかく志摩まできたので、伊雑宮へお参りしました。

この時期の伊勢は内宮、外宮ともに車も人もいっぱいなので、行きたいのはやまやまなんですが、うーん、しんどいかなー。

伊雑宮ならすいてるはず。との予想どおりゆっくりお参りできたのでした。

でもここは内宮の奥の院ともいわれるところ。

遥宮(とおのみや)とも呼ばれるそうで
小さいとはいえ、なかなかのご霊験あらたかな場所なのです。

神宮の独特の建築様式も好きで「唯一神明造」というのを修学旅行の伊勢詣でのさいに習ったなーと思い出したり。

何となく神前に立つと、世界が平和でありますようにだの、皆がシアワセでありますようにだのお願いしてしまい、ここまで来て個人的な事をお願いしてはイカンのではなかろうかと思っちゃいます。

八坂神社の氏子なので、初詣に参るとすごーく個人的な事をお願いしてるのとは大違いですね。

伊雑宮を後に車で10分程の所に天の岩戸もあってお散歩にちょうどいいですよ。


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