角が取れて見えてきました。

仁王さまっぽくなってきたというか。

大きいと迫力が違いますが彫刻する方もパワーがいります。

大きいノミを使ってひたすら向き合っていくことで、どんどん仁王さまが出てこられます。

この段階はどんどん変化していくので、見ていても楽しいものです。

阿弥陀さま、布団の中で寝てる?いやいや、ただ今螺髪(らほつ)を彫ってるとこです。

やっとカラダと足を削り終えて、また頭部に戻ってきました。

削り終えたところは、また布でぐるぐる巻きにしています。

螺髪は額から肉髻(にっけい)までを5段にするか6段にするかを散々考えて、やっぱり6段かなとの結論です。

まずは表面をキレイにしたらいよいよ段に分けていきます。

顔のまわりから先に始めます。

左右の数と大きさも同じになるよう数も数えてね。

ひたすらコツコツと、全部やり終えたらお顔の仕上げです。


けっこう進んだかな。

どうしようかな?とツメてないところもまだまだありますが何となくカタチになってきたところでしょうか。

すらっとした立ち姿が魅力的ですが、奥行きのないぺったんこのカラダなんです。

腰を前に突き出した姿勢もかわいい感じがして好きですね。

独特のアルカイックスマイルはこの時代ならではで、口角を上げて微笑むお顔もいいなぁと楽しんでいます。

宝珠を両手で挟むように持つ様子も救世観音ならではですね。

これから仕上げに向かって細かく決めていくところです。


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